今回は満を持して(?)義勇さんの登場です。
初めての試みを色々とぶち込んでみたので、過程もゆっくり見ていってくれたら嬉しいな♪
【鬼滅の刃塗絵帳-蒼-】より【水柱・冨岡義勇】
前回竈門兄妹の背景に失敗して、背景力を強化すべくなにか新しいことに挑戦しようと思って選んだのがこの義勇さん単体の線画です。
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浮いてるとして、空中か水中かシチュエーション的にどっちかな、、
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やっぱ水柱だし水中でいこう!
というわけで、まずは背景から水中の表現を試みることに。
ここまでで分かったことは、背景を先に決めたらメインの人物の色味にも多大な影響があるということ。
ちょっと考えたら当たり前のことなんだけど、慣れるまでかなり戸惑いました。
デジタルならレイヤー乗算とか効果的なブラシとかでちゃっちゃと塗れちゃうんだろうな。(詳しくないので適当なこと言ってたらごめんね。)
そういう意味ではアナログでもレイヤーくらいは使えたらいいのに。
海のレイヤーオンオフとかクリックひとつでしてみたい。
脳内で作ってシミュレーションするしかないところがね。めっちゃ脳トレ。。
気を取り直して、いつもの色のチョイスだと鮮やかになりすぎて背景から浮いてしまうので、全体的にトーンを抑えて先に入れた青とうまくなじむように、様子を見ながら色を決めていきます。
隊服は青を強く入れすぎたかもしれません。
もうちょっとしっかり黒の感じを出したかったけど、うまく乗ってくれなかった。。
そんなこんなで、あちこち手を入れながら仕上がったのがこちら!(クリックで拡大できます)
色を全て塗り終わってから、今回はこのペンで輪郭を取り直しました。
使ったのは0.3ミリ。0.5はちょっと太すぎで、0.1は買ってすぐインクが出なくなっちゃってお蔵入り。。
でもこの線画には0.3ミリがちょうどいいです。
速乾。にじまない。しっかりした黒。便利です!
近所にバラ売りしてる文房具屋さんないかなぁ。
0.1ミリ買い直したい。。
さて。この義勇さんはこれで完成にしましたが、もうちょっと突っ込んだ表現ができたんじゃないかな~と今になって思います。
泡を周りに浮かべてみるとか。
お魚描いてみるとか。
海底を珊瑚の海にしてみるとか。
力尽きちゃったからこういうアイデアは次の機会が巡ってきたらチャレンジしてみますが。
上手いなぁって思う絵師さんは、表現の引き出しがめちゃくちゃたくさんあるんですよね。
ぬりえって奥が深い。
頭の中の完成図をそのまま出力できたらいいのに。
ここまで読んでくれてありがとう!
ではね☆
▼この記事に出てくるぬりえ本▼
▼このぬりえに使った画材▼